あなたと共に…〜約束を果たす時〜
それからあたしたちは教室に戻り
先生が来るまで待っていた。
そんな時でもやっぱり
まわりで話題になっていたのは
イケメン教師こと神崎先生のこと。
「ねぇねぇ やっぱり先生に
アドとか聞くのってまずいのかなぁ?」
「だめだろうね~でも
仲良くなったらこっそり教えてもらえそうじゃない?!」
「そんな小説みたいなこと
本当にあるかな~
でもとにかくカッコ良すぎるよねぇ!」
「うんうん!目の保養になる~!」
そういいながらキャーキャー騒いでる
周りの女子をあたしたち四人は
苦笑しなが見ていた。
「やっぱり神崎は人気でたな~」
「やっぱ奏太もそう思ってたんだな(笑)」
「だってあれはカッコいいだろ~!」
「奏太のほうが全然カッコイイよ!
あんなやつなんでモテるのか
ほんとわっかんない!!」
あたしがこんなことを言ったら
なぜか三人が凍りついた
顔をしていた。