あなたと共に…〜約束を果たす時〜
「ん?なによー三人とも固まっちゃって。
あんなやつより奏太の方が
カッコいいに決まってんじゃん!」
「いっいや、その気持ちはマジで嬉しいよ。
でもうっ後ろ…」
「え?なによー…―!!?」
あたしは後ろに振り返って
一瞬にして凍りついた。
…噂の神崎先生があたしに
睨みをきかしてた。
全然気付かなかった…
「おい、お前。
よく俺のことあんなやつ呼ばわり
してくれたなぁ?
ただで済むと思うなよ?」
そんなことを言いながら
にやりと笑った。