あなたと共に…〜約束を果たす時〜
いやいや 全然目が笑ってないよー!!
あたしは冷や汗だらだら。
「なっ何かの間違えですよ!
あたしは何も言ってません!
ささっ優奈席に戻ろー」
しらをきってこのまま逃げようと思ったら
いきなり腕をつかまれた。
「いい度胸じゃねーか。
これから一年かけてたっぷり
お仕置きしてやるから
覚悟しとけよ?」
耳元で甘い声で
いきなり囁かれて
真っ赤になるあたし。
そんなあたしを見て
満足そうに にやっと笑うイケメン教師。
悔しくて涙目になりながらも
思いっきり神崎先生を睨んでみる。
でも涙目だから迫力は
全くなし。
「そんな顔で睨んだって
全く迫力ねぇよ」
といいながら クククっと
笑う神崎先生。