八重歯のあの子





やがて、昇降口を出て自転車置き場へ。



「やっぱり、いいよ。

 私1人で帰る」


「こんなに暗いのに?」

宮崎はチャリに鍵をさして言う。

確かに外は暗くなってしまった。


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