私を変えた人・・・
「それにしてもお前の家随分でかいな?俺の家の倍はあるぜ?ご両親は仕事か?」
「・・・多分仕事してると思う。一緒に住んでないから。」
と紅茶を啜りながら言う
「海外にでも行ってんのか?」
「それもあるけど・・・。この家は、私が学院に通うために造ってくれたものだから」
サラッとそんなことを口にする
「ここ、本家じゃねーの?」
「うん。」
「じゃあ、本家は?」
「ん~、ここから結構離れたとこにある。」
隼人は呆然とした。
「流石宝城院家って感じだな~」
「そんなことないよ。」