甘い声に恋しました。
甘い出会い


季節はセミが鳴く頃。
高校2年。夏。




突然だが私はアニメが好き。

好きなアニメの声優さんはもっと好き。



「おい、秋元。聞いてるかぁー?」

「はいはーい、茅優は聞いてるであります。」

「じゃぁ問題だ。俺は今何て言ったでしょう?」

「ふっ…、愚問だな。」

「………」

「………」

「うん、もうお前座れ。」

「うぅ…。」


ま、またクラスのみんなに笑われた。


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