Quiet man
別に・・
誰に見せびらかす訳でもない。
彼女と2人きりの式でも
いいと思ってる。
ただこのパンフにある
純白のドレスはどれもこれも、
ナギのイメージじゃ
なかったんだ。
♪~♪~♪~
携帯だ、ディスプレイには
・・・母?
また珍しいなと
思いながら電話に出る。
「も、」
『こら!
アンタ結婚するんですって!?』
「え・・、ナンだ急に・・」
『夕べの深夜バラエティで
ヨウちゃんが云ってたわよ!
アンタ達の事っ。』
驚いたのは、ウチの母が
テレビを観てたって事だ。
どちらかと言えば、
ラジオ派だったから。
小田ヨウジロウとは
大学も一緒だったんで
母は勿論よく知っている。
いったい彼は
何を喋っちまったんだ・・?
『実は自分が
"愛のキューピッド"だって』
「ええ・・? そうなの? ふふ。」
確かに最初、
彼女とのルームシェアを
提案したのは彼である。
「まあ・・
強ち間違いじゃないけど?」
ヨウちゃんがそんな事をTVで
云うなんて
酒でも入ってたんじゃないか?
誰に見せびらかす訳でもない。
彼女と2人きりの式でも
いいと思ってる。
ただこのパンフにある
純白のドレスはどれもこれも、
ナギのイメージじゃ
なかったんだ。
♪~♪~♪~
携帯だ、ディスプレイには
・・・母?
また珍しいなと
思いながら電話に出る。
「も、」
『こら!
アンタ結婚するんですって!?』
「え・・、ナンだ急に・・」
『夕べの深夜バラエティで
ヨウちゃんが云ってたわよ!
アンタ達の事っ。』
驚いたのは、ウチの母が
テレビを観てたって事だ。
どちらかと言えば、
ラジオ派だったから。
小田ヨウジロウとは
大学も一緒だったんで
母は勿論よく知っている。
いったい彼は
何を喋っちまったんだ・・?
『実は自分が
"愛のキューピッド"だって』
「ええ・・? そうなの? ふふ。」
確かに最初、
彼女とのルームシェアを
提案したのは彼である。
「まあ・・
強ち間違いじゃないけど?」
ヨウちゃんがそんな事をTVで
云うなんて
酒でも入ってたんじゃないか?