無口男子と真面目女子の秘密!?


「ここ…どこ?」

走り続けて自分の居場所さえ、わからなくなってしまった。

「ねぇ君、俺と遊ばない?」

後ろから肩を叩かれ、振り向く。

「げっ泣いてんじゃん。
…どうかした?

とりあえず、ちょっとこっちきて」


「きゃっ、ちょっと止めてくださいっ!」

無理矢理手を引かれ、私は必死に抵抗する。

「…ナンパとかじゃないから、ちょっとこっち来いって言ってんだよ。」

「きゃあっ!」

思いっきり引っ張られる。
どうしよう…。

< 139 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop