無口男子と真面目女子の秘密!?
「…そ、それもそうだな」
…何の話し?
「ほら、行くぞ」
解決したらしい。
何か嫌な予感がするのは気のせい?
ピーンポーン♪
ドアを開けたら音が鳴る仕組みになっているらしい。
店の奥から気だるそうに人が出てきた。
泣き顔を見せたくない。
ブスだもん。
咄嗟に下を向く。
「…姉ちゃん?…光輝もいるじゃねえか。
何しに来たんだよ」
あれ…?
何か聞き覚えが…。
「って、胡桃っ!?
ちょっ、お前何で泣いてんだっ!
とりあえず、ここ座れ!紅茶入れっから」