無口男子と真面目女子の秘密!?

なれないからこそ、願った。

「さて、戻るか」

今は授業中。
でも、多分もうすぐで終わる。

キーンコーンカーンコーン♪

丁度1時間目終了のチャイムが鳴る。

もう一度、強い風が吹いて草木を揺らした。

───
──


教室に入る。

翔さんたちも、真千ちゃんもいない。

─何故?

「あ、左部さんたちはあなたを探しにいったよ」

誰かが嫌味ったらしく言う。

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