無口男子と真面目女子の秘密!?
「だっ、ダメだよっ!
私…翔さんともっといたいし…」
「蘭華…」
えっ?
私今何て言った?
翔さんともっといたいし…?
ぎゅわああぁぁあ!
私は馬鹿かーっ
「蘭華のお願いじゃあしょうがないよね…
授業始まる…行こ?」
「う、うんっ」
優しい風が吹く木陰から離れる。
あれ?なんか忘れてる…。
『お前らは自分の世界に入りすぎだっ!』
「あっ、皆さんごめんなさいっ!先いきます」
「…激甘スイッチは胡桃にも入っているみたいね」