無口男子と真面目女子の秘密!?

いつもの怖い銀さんに戻ってよかった…。

怖いって言ってしまったら悪い気がする。

「胡桃、すまねぇ。

お前の部屋にゴミがはいった。
しばらく置いといてやってくれ」

そう言い残し、スタスタとエレベーターの方に向かった銀さん。

ゴミ?

お部屋に戻らないの?

そう思いながら開いたままの扉から部屋の中に入る。

「グラマー!?」

扉を勢いよく閉める。
つい思ったことを口に出してしまった。

物凄いグラマーがタオル一枚でビールという未知の飲み物を飲んでいる。

小さく扉を開けそろりとグラマーさんをみた。

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