あなたとの100日
最悪の出会い
…プルルルルルル♪
「―あぁ うるさいわねっ!こんな時間に誰よ まったく。」
そう言いながら
携帯を乱暴に開くと
「舞子」の文字。
「舞子めぇ。 貴重な睡眠時間を…。 許さん!」
通話を押すと あたしの声を押しきるぐらいの舞子の子が部屋中に響いた。
「真白っ! あんた今何時だと思ってんのよ!!」
鼓膜が破れそうなぐらいの大声で舞子が怒っていた。
「何時…? そういえば、昨日アラームつけ忘れたなぁ。」
ぼんやりとした目をこすりつつ、私は部屋の時計に目をやった。