おこちゃま恋愛♡
.。.:*・゜+.第一章。.:*・゜+.
大阪へ! 胡桃side
「やった~!!」
「良かったね…。グスン」
泣きながら、一緒に喜んでくれる親友、明日香。
まるで、自分のことのように・・・。
あれは、大学の合格発表の日だった。
…それから、あっという間に、お別れの日が来てしまった。
「胡桃、離ればなれになっても、親友ってことは、変わんないから…。」
「うんっ。でも…。」
「あ~、泣かないの・・・。わたしだって泣けてくるよ…」
二人は涙がかれるまで、泣き続けた。
今日は、学校から帰ったらすぐに、引っ越しの最後の作業があるから、学校で明日香とお別れだ。
あたしは大学に受かった。
しかも、小さいころから憧れていた、大阪の。うれしくて、うれしくて、胸がいっぱいになってるけど、明日香との別れも悲しくて、なんで泣いてるかもわかんないけど、涙が止まらない。
あたし、近藤 胡桃(こんどうくるみ)。
実は…あたし、
大阪生まれなんです。
小学校の4年の時に、パパの会社の都合で、引っ越してきたんだ。
今は、この田舎に住む、高校3年生。
でも、もう、大阪に住む、大学1年生になるんだ…。
時間の進む速さについてけなくて、まだ大阪に戻るってゆう自覚がない。
「じゃあ、ね…胡桃」
「バ、バイバイ…ヒッく…ゃ、ヤバい。涙が・・・」
「もぉ…、最後まで世話が焼けるんだから…」
「だってぇ…」
いつも、明日香の方がしっかりしてて、あたしが妹みたいで…。
「あ、ハンカチ貸してあげるってゆーか、あげる。これで涙拭いて?」
「ありがと…、じゃ、あたしのハンカチももらって?」
「うん。ありがと。って、あ、時間、大丈夫?」
「あっ、いっけない!じゃあ…」
「バイバイ・・・グスン」
走って帰ろうとしたら、明日香がしわくちゃの顔で、号泣していた。
「また、向こうについたら、メールするからね~」
振り向いて、さっきより離れた明日香に、大きな声で叫ぶ。
「約束だよ~…」
鳴き声の明日香から、返事が返ってくる。
黙って、あたしは、大きくうなずいた。
やっばい。
引っ越しの準備が…。
私は全速力で走った。
「ただいま…はぁ」
息を切らして、玄関のドアを開ける。
「良かったね…。グスン」
泣きながら、一緒に喜んでくれる親友、明日香。
まるで、自分のことのように・・・。
あれは、大学の合格発表の日だった。
…それから、あっという間に、お別れの日が来てしまった。
「胡桃、離ればなれになっても、親友ってことは、変わんないから…。」
「うんっ。でも…。」
「あ~、泣かないの・・・。わたしだって泣けてくるよ…」
二人は涙がかれるまで、泣き続けた。
今日は、学校から帰ったらすぐに、引っ越しの最後の作業があるから、学校で明日香とお別れだ。
あたしは大学に受かった。
しかも、小さいころから憧れていた、大阪の。うれしくて、うれしくて、胸がいっぱいになってるけど、明日香との別れも悲しくて、なんで泣いてるかもわかんないけど、涙が止まらない。
あたし、近藤 胡桃(こんどうくるみ)。
実は…あたし、
大阪生まれなんです。
小学校の4年の時に、パパの会社の都合で、引っ越してきたんだ。
今は、この田舎に住む、高校3年生。
でも、もう、大阪に住む、大学1年生になるんだ…。
時間の進む速さについてけなくて、まだ大阪に戻るってゆう自覚がない。
「じゃあ、ね…胡桃」
「バ、バイバイ…ヒッく…ゃ、ヤバい。涙が・・・」
「もぉ…、最後まで世話が焼けるんだから…」
「だってぇ…」
いつも、明日香の方がしっかりしてて、あたしが妹みたいで…。
「あ、ハンカチ貸してあげるってゆーか、あげる。これで涙拭いて?」
「ありがと…、じゃ、あたしのハンカチももらって?」
「うん。ありがと。って、あ、時間、大丈夫?」
「あっ、いっけない!じゃあ…」
「バイバイ・・・グスン」
走って帰ろうとしたら、明日香がしわくちゃの顔で、号泣していた。
「また、向こうについたら、メールするからね~」
振り向いて、さっきより離れた明日香に、大きな声で叫ぶ。
「約束だよ~…」
鳴き声の明日香から、返事が返ってくる。
黙って、あたしは、大きくうなずいた。
やっばい。
引っ越しの準備が…。
私は全速力で走った。
「ただいま…はぁ」
息を切らして、玄関のドアを開ける。