あかね空〜私と先輩〜(短編)
「…っだから、私、負けません。今はダメかもしれないけど…でもいつか部長に『あの時振って後悔したな』って思ってもらえるような素敵な女の子になります!!」
言いながら涙が零れました。
あかね色に照らされ、私の頬をつたう涙もキラッと光ります。
「無理してない、梓ちゃん?本当に大丈夫??」
「大丈夫。大丈夫。この涙はキモチを伝えられた、うれしい涙です!」
「……そっか…。」
「じゃ、部長、今日はありがとうございました。もう帰ります。
本当にいろいろアドバイスありがとうございました!!」
私はそう言って教室を出ました。
相変わらず涙は止まりません。
けれど心はぽかぽかと暖かく、日だまりのようでした。
あかね空は
甘くて、すっぱくて、ほろ苦い
恋の色
いつか部長に好きになってもらえるまで、がんばりますっっ!!
言いながら涙が零れました。
あかね色に照らされ、私の頬をつたう涙もキラッと光ります。
「無理してない、梓ちゃん?本当に大丈夫??」
「大丈夫。大丈夫。この涙はキモチを伝えられた、うれしい涙です!」
「……そっか…。」
「じゃ、部長、今日はありがとうございました。もう帰ります。
本当にいろいろアドバイスありがとうございました!!」
私はそう言って教室を出ました。
相変わらず涙は止まりません。
けれど心はぽかぽかと暖かく、日だまりのようでした。
あかね空は
甘くて、すっぱくて、ほろ苦い
恋の色
いつか部長に好きになってもらえるまで、がんばりますっっ!!