同人活動って何ですか?/(自称)同人作家樹の楽苦書き日記*
ようやく会場に入ったと思ったら、目の前には何かに並ぶ人の行列があった。


何だココは!
会場に入るのに並んで、会場に入った後も並ぶのか!

どういう仕組みのイベントだ!


…なんてアホな事を考えていたあたしなのだが、その行列の先を見てようやくわかった。


この行列は、あるサークルさんのスペースに向かって並んでいたのだ。


そう、つまり。
そこのサークルの同人誌を買うために、長々と長蛇の列を作っていたというわけだ!


すげー!
マジすげー!

こんなに並ぶ程、この人たちはこのサークルの同人誌が欲しいと思っているんだ!

どんだけすげーサークルなんだ!


あたしはそのサークルさんの売り子(←多分本人)を見てみた。

2人組のようで、まだ20代前半の若い女性だった。

1冊千円のようで、印刷所から納品した紙に包まれた同人誌を並ぶ人に1人1人と千円と交換するように売りさばいていた。


これが…本格イベントで目の当たりにした、いわゆる壁サークルという奴だ!

< 163 / 307 >

この作品をシェア

pagetop