“俺の女”
安心と幸せな夢へ―‥
「ねぇどっか
遊びに行こーよッ♪」
「めずらしいね?
あかりから誘うとか」
「まぁね♪」
テストも終わり
気が抜けたあたしは
礼を遊びに誘った
今回のテストは
一年間の勉強方を分ける
大事なテストだったから
凄く気合い入れて頑張った
その分終わった後の
気分は最高に気持ちいい
バカみたいに
遊びたいんだ♪
「ごめんけど
今日 姉ちゃんに
買い物誘われてるんだよね
だから また遊ぼ」
「ぇえ〜‥
分かったよ‥」
気分は下がり
一気に暗くなるあたし
だけど
しょうがないよね
礼だってあたしみたいに
いつも暇なわけじゃ
ないんだから
あたしみたいに‥って
自分で言っといて辛いわ〜‥
まぁ
素直に帰りますか
「じゃーねぇ!!
また明日♪」
「ばいばい!!」
途中まで礼と
一緒の電車で帰り
乗り換えをするあたしは
礼と別れ電車を降りた
そして
再び気分は下がる
「‥1時間ッッッ!!?」
嘘でしょ‥
乗り換えの電車が
何らかの故障で
遅れ1時間だという
ありえない‥!!
1時間も待機なんて
ちょー暇じゃん