“俺の女”
愛のために…





三時間後___





騒がしい街に
あたしは着いた






結局



恵太の言葉の意味を知らないまま



そして、あの笑みも
理解ができてないまま
切符を渡され、そのまま東京へ‥




仕事は恵太が何とかする、って
言ってたけど



荷物なし
気合いなし




急過ぎだっつーの‥っっっ!!!




まぁ、そのまま乗せられて
来ちゃう あたしもあたしだけど‥






来たからには後戻りなんてできず‥



いや、後戻りする理由もないわけで





恵太が言ってたことが真実ならば
早く会って、伝えたいことが
たくさんある





あたしの過ちを



許してくれるかな‥







「こんばんわ〜♪」



…‥!?



「お姉さん一人ぃ〜?」



「え‥あの〜」



若い二人組の男が
馴れ馴れしく話しかけてきた




‥ナンパ?




「まじ?一人か〜♪
なら俺らと遊ばね?」



いや、何も言ってませんけど!!!



この人のキャラ



ウザイ‥






あぁ〜‥


もう、だから嫌なんだよ東京は‥





こんだけ多いと
変なヤツもいるよね




まじ 最悪です。





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