“俺の女”
そのまま、あたしはお泊まりした
だって‥
夜遅いし、ヒロさんが
"泊まれ!!" って言うから
荷物も何もないけど
二度目の泊まりです
シャワーから出てくると
ロンTと短パンが置かれていた
着るものもなく
着ていたものをもう一度
着ようと思っていたとこで‥
ん‥?言ってる意味がよく分からなくなった‥
とにかくヒロさんが用意してくれたのは間違いない
早速、着てみると
ロンTも短パンもデカっ!!!
短パン、っていうか
あたしには長ズボン…?
おもしろ過ぎる…
この格好はウケる(笑)
洗面所の鏡を見ながら一人で笑うと
いつしか恥ずかしくなり
無表情のままヒロさんの前に行った
「これ、ありがとう」
「お…? あ、デカイな‥(^^;
けど、それが一番小さいんだよなぁ‥」
「大丈夫だよ。寝るだけだもん」
「そうか?ならいっか」
「うん♪」
先にシャワーを済ませていた
ヒロさんはタバコを何本か
吸い終わっていた
ヒロさんはササッと灰皿をしまい
またまた甘いコーヒーを淹れてくれた