“俺の女”





「あかり いたんだ」




「うん…
この辺 暗いし
礼一人じゃ危ないしね‥!!」




ヒロさんが来るから
付いて来たなんて
恥ずかしくて
言えないよ…!







「お前だって
ツレが行ったら
一人になるだろーが!
もう少し自分のこと
考えろよ‥」





え…‥




だからヒロさん
降りてきて
くれたの‥??





「‥ごめんなさい‥」





「さっきも
ココだったし
家まで
送らせろよ全く」





家までは
まだちょっと…




そういえば
送ってもらった時
ココでいいって言ったら
しつこく"家まで"って
言われたんだよね…





心配されてるんだ
あたし―…





「何笑ってんの?」





「え!?
あ、いや…
わ、笑ってないよ!!!」






恥ずかしい…///



無意識に
顔がニヤけてた‥







「ふ〜ん‥
てかあかりん家
ここから近いん?」




ふ〜ん‥って



変って思われたよ絶対‥!




「うん‥
もうちょっと
行ったとこ‥」




「そっか」






あたしは
疑問に思ったことを
一つ聞いた


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