“俺の女”
「賑やか〜…‥」
あまりの騒ぎっぷりに
思わず言ってしまった
礼たちは
お互いの携帯に
電話し合って
メロディーコールの音楽を
聞いて楽しんでる
真奈たちも
携帯片手に会話してる
みんな
携帯出してる…
こーゆうもんなの?!
ナンパって
ボーッと
礼達を見てたら
礼と目があった
すると礼が
「あかり!!!
ちょっとジュース
買いに行こッ♪」
テンション
上がりすぎなぐらいに
あたしに
話しかけてきた
「うん」
この場から
一瞬去りたかったし
丁度よかったぁ〜
あたしと礼は
駅の横にある
コンビニに行った
「礼あのさ…」
「ちょっと
よくない??
あの三人♪」
あたしの言葉と
重なり
礼が嬉しそうに
喋ってた
礼は
あーいうのが
タイプなんだぁ
「うーん…‥
とーかなぁ〜‥」
テンション低めで
喋ってる
あたしに気付いたのか
「あかりのとこの
男が一番
かっこいいじゃん!!」
なんて
言われても
嬉しいとか
全くない
「礼は慣れてるねぇ♪」
ちょっと笑顔で
言ってみた
「慣れてる??
へへ///まぁねン☆」
「なんじゃそりゃ。
あたしは無理だなぁ〜
なんか妹がお‥っ」
慌てて喋るのを止めた
あの人の妹が
高校一緒なんて
言えないよ
なんか
なんとなく
言えなかった
気にすることないって
さっき理解したばっかりなのに
やっぱり
突っかかる…