【完】好きじゃないもん(続)
「何よ、うれしくないの?佳正くん来るんだよ?」
仲よかったじゃん。
佳正くんと、大智君と3人で...。
「違う。...っただ、ちょっと安土がうらやましかっただけ。お前にそんなに喜んでもらって。」
「直...。」
顔を赤くしていじけているのが分かる。
ねぇ、直。
私うぬぼれていいかな?
「それって、やきもち?」
直が顔をばっと上げた。
「な...。そうだよ。悪いか!?」
いや。怒らなくてもいいじゃんね。