【完】好きじゃないもん(続)
「ふふっ。元気だね。」
由宇は前あったときよりも女の子らしくなっていた。
140前半だった身長は変わっていないけど...。
「んで、何で今日帰ってきたの?留学してたんじゃ...?」
由宇はにこっと笑った。
「一時帰宅だよ。それがちょうどダンスパーティに重なっちゃったって訳。」
「へぇ~。」
私と直はうなづく。
「はぁい!皆さん、体育館に移動してください!」
小池先生が手を鳴らしながら教室に入ってきた。