【完】好きじゃないもん(続)
「すごいでしょ?でもね、直くん。この学園にアイドルは2人も要らないの。カナは1番って決まってるんだよ。」
少し陰のある声で言った。
なんかわかんねえけど嫌いだ、こいつ。
「あの、用事ないんだったら、俺行きます。ダチが待ってるんで。」
よっしーともっとしゃべりたいしな。
「だーめっ。直君にはお願いがあるの。」
「お願い?」
そのとき
キーンコーンカーンコーン
「あ、予鈴だぁ...。ぶぅ、しょうがないな。放課後、2-Aにきて!」
「...あ!ちょっと...。」
それだけ、言い残すと去っていった。
何なんだよ...。