【完】好きじゃないもん(続)
「もちろんにございます。カナ様。」
隆太はカチャッと眼鏡をはずすとゆっくりと近づいてきた。
「っちゅ...。」
隆太のキスは嫌いじゃない。
私の言いなり...それだけ意外感情が入ってこないから。
「カナ様。城戸の資料が出来ました。」
隆太から3.4枚の紙を受け取った。
「ふーん...。彼女できちゃったのか。ま、いいや。カナに不可能はないもん。」
待っててね、直くん。
そんな彼女すぐに別れさせてあげるから!