【完】好きじゃないもん(続)

そうかを歩いていると未瑠の後姿が目に入った。


急いで駆け寄っていったとき...。


「んっ...はぁ。荒川く...ん。」


耳を疑った。


そこには未瑠だけじゃない。


男もいたんだ。



そして、そいつに体を任せている未瑠。


なんで...。


「誰だよ、そいつ。...おい!未瑠。」


唇を離し、俺にやっと気づいた。


そこまで、そいつとのキスが気持ちよかったのか?



--俺がいることに気づかないくらいに--



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