【完】好きじゃないもん(続)

「昨日、私を守るって言ったのはどこのどいつよ?」


あんたじゃないの...?


もう、直なんか知らない。



信じる...?

良かった本気で信じてたらわたしばかだもん。


「さあ、どいつだろうね。」


手をひろでげてクエスチョンマークを浮かべた直。


「馬鹿にしないでよ!」


私が怒鳴るといままでみていた城山さんが口を開いた。


「直...?今までこんな怖い彼女と付き合ってたの?」



くっ...。

あんたに言われたくないわよ。



< 86 / 141 >

この作品をシェア

pagetop