【完】好きじゃないもん(続)
そして、そのなかの1人の女の子が私に向かって歩き出した。
「昨日はあんなこと言ってごめん。みんな本当は言いたくなかったんだ。」
「どういうこと...?」
じゃあ、なんであんなひどいこと?
そして、なんで今はそんなんじゃないの?
「実は...これを見てくださる?」
また1人私に歩みだした女の子が携帯を見せてきた。
「!?」
その内容にはびっくりして言葉も出なかった。
「お分かりかしら?...ごめんなさいね。」
ううん...しょうがないよ。
だって、いじめられるつらさを知ったから。
そんなことされてくなくって私をいじめたんだ。