恋愛アンチテーゼ
6話
「だから、まずはメアドだって」
梨子が、パックのジュースを飲みながらそう言った。
横に居た梨子の彼氏・孝太もウンウンと頷く。
「ええっ、メ、メアド・・・私、聞けるかなぁ」
由架は不安そうにしている。
ちなみに、今は1時間目が終わって、休み時間中だ。
話を聞かれないように、教室を出た踊り場で、こそこそ(?)と話している。
「メアドくらい、ぱぱーっと聞いちゃいなさいよ。ねぇ、孝太?」
「ん。竹なら気にしねーと思うぜ」
孝太もそう頷く。
梨子と孝太って、本当良い組み合わせだなぁ。
「ねぇ、さお。私でも出来るかな・・・?」
「できるできる。由架は可愛いんだから、自信持ちなって」
ぽん、と頭を撫でる。
由架は嬉しそうな、恥ずかしそうな顔をしている。
「あー、さおが男だったらアタシ、ホレてたなあ」
梨子が、呆れたような声でそう言う。
「冗談やめてよ」
「いや、マジで。」
「マジかよ」
俺も惚れてたな、と孝太も言う。
いや、男同士で惚れるとか・・・。
「ま、とりあえず由架の目標はメアドを聞くってことで。」
納得の言っていないような由架が、ぎこちなく頷いた。
梨子が、パックのジュースを飲みながらそう言った。
横に居た梨子の彼氏・孝太もウンウンと頷く。
「ええっ、メ、メアド・・・私、聞けるかなぁ」
由架は不安そうにしている。
ちなみに、今は1時間目が終わって、休み時間中だ。
話を聞かれないように、教室を出た踊り場で、こそこそ(?)と話している。
「メアドくらい、ぱぱーっと聞いちゃいなさいよ。ねぇ、孝太?」
「ん。竹なら気にしねーと思うぜ」
孝太もそう頷く。
梨子と孝太って、本当良い組み合わせだなぁ。
「ねぇ、さお。私でも出来るかな・・・?」
「できるできる。由架は可愛いんだから、自信持ちなって」
ぽん、と頭を撫でる。
由架は嬉しそうな、恥ずかしそうな顔をしている。
「あー、さおが男だったらアタシ、ホレてたなあ」
梨子が、呆れたような声でそう言う。
「冗談やめてよ」
「いや、マジで。」
「マジかよ」
俺も惚れてたな、と孝太も言う。
いや、男同士で惚れるとか・・・。
「ま、とりあえず由架の目標はメアドを聞くってことで。」
納得の言っていないような由架が、ぎこちなく頷いた。