キライの反対のスキ


川崎は入って号令をするなり授業で使う地図を忘れたとかで佐々野に準備室まで取りに行ってくれと頼んだ、しかも俺までもが一緒に取りに行ってくれと指名された。


だるいななんて思いながらも取りに行くことを決めた。


すると周りの女達が佐々野のかわりにあたしが行きたいなんて言い出した。


俺はこんな光景なんども見ている。


しょせん女達は俺の顔しか見ない、だからきっと俺にはまとわり付いたりするんだ。


本当にウザい。


結局、川崎が日直が行ってくれということになり俺と佐々野の二人が取りに行くことに決まった。


なんか佐々野も行きたくないオーラがかなりでている。


教室を出て俺らは準備室へと向かって歩いた。


佐々野とは話すことは何もなくただ歩いているだけだった。


そして準備室に着くと佐々野が地図を探しているなか俺は椅子に座って携帯をいじりながら待っていた。


すると、見つかったのか取ろうとした瞬間、あまりの大きさに佐々野はよろけて転びそうになってしまった。


俺は思わず支えようとした瞬間、佐々野が倒れてきてしまいしたじきとなってしまった。


あまりの痛さに最悪だと感じた。


佐々野は何度も俺に謝ってきた。
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