愛してるを君に。


「やだ!飛鳥くんってば!」


乙葉がそう言って飛鳥の肩を軽く叩く。


さりげないボディータッチ。





二人で何の話をしているんだろう?


何に笑いあっているんだろう?





次々と疑問が生まれるけど、あたしの方まで話し声が届くことなく…






「きゃっ!」


とその時乙葉が何かにつまづいたらしく、転びそうになる。



反射的に乙葉を支えた飛鳥。


それが抱き合っているように見えた。





< 24 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop