神の雫
伝説の女神
この世界に、古より伝えられし伝説がある


『…遥かなる昔、まだこの世界がひとつの大陸であったころ、
人々が争い、殺しあう混沌とした時代があった。

その惨状を嘆いた神は、荒れ果てた地上に一人の女神を遣わされた。


ー…この世は闇

闇を照すは強き輝き
闇をつつむは優しき光

闇夜に輝くあの月のように
汝、世界を導きたまえ…ー



月夜に舞い降りし女神は、
やがて世界を【空】【海】【大地】【地下】の4つの国に分けられ、人々に安息と平和をもたらした…』



まるで子守唄のように、誰もが子どものころからきかされる、語り継がれる物語。
最後は必ず決まってこう締めくくられる。



『世界を再び混沌が襲うとき、女神は再びくだりたもう。
【神の雫】その一滴の奇跡をもって…』




























…【神の雫】
奇跡の女神はどこからやってくるのだろうか



 

































































































< 1 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop