双子じゃないあたし達【完】

凪の気持ち

「ねぇ凪ぃ〜」



今は学校の帰り道。



なぜか美子都は俺に甘えてくる。



どーしたんだ??



「今日の美子都は甘えん坊だなぁ」



実はしっかり帰ったかな…。



美子都と居ても実の事を考えてしまう。



美子都は俺の腕に腕を強く絡めた。



ちょっと痛いんだけど…。



まぁ言わないでおいた。



「この後さぁ、新しく出来たケーキ屋さん行かない!?美味しいで有名らしいよぉ♪」



「ごめん、俺、ケーキ苦手なんだ…」



冷たく言ってしまった。




< 211 / 294 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop