双子じゃないあたし達【完】

最悪な事

ーSide 実ー



あたしは昼休み美子都の所へ向かった。



凪がもう美子都に言ったと思っていたから。



その事について、



言ってやろうと思っていた。



あれは美子都だ!!



あたしは美子都の背中に向かって走った。



「美子都!」



美子都はあたしの声に気付いたらしく後ろを向いた。



「実じゃぁん。どおしたの??」



あれ??



案外普通じゃん。



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