双子じゃないあたし達【完】

デート

パコッ



「いってぇ…」



俺の頭に何かが当たった。



「今日はデートの日でしょ!?さっさと支度して行きなさい!」



実は俺の心配して起こしに来てくれた。



まぁ叩かなくていいとは思うけど。



「今何時…??」



俺はぼんやりしながら実に聞いた。



「8時」



「まだ2時間もあるじゃん…」



俺はまた寝ようと布団に入ろうとした。



「こらッ」



パコッ



また頭を叩かれた。



「いってぇ…何すんだよ」



「さっさと支度して家出なさい」



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