ホワイトキャンバス
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「歌鳴、そう、上手だね…、あぁ、ほらもっと根元まで咥えるんだ」





パパが言う。


「そう、もっと口をすぼめて、思いっきり吸ってくれ」



私は言われたとおりにする。



私の口の中で、咥えているものが一回り大きくなった。
そして硬くなった。

根元から咥え込むと、私は力を込めて吸い上げていき、カリの部分に唇をひっかける。

「あぁ…」

パパが息を吐いた。


「はぁ、はぁ…」
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