ホワイトキャンバス
パパは息を荒くしながら私の頭を壁に押し付けた。
手足は最初から縛られているから、抵抗のしようもない。

「淫乱な娘だ、はぁ、…おしおきをしないとな、っ」


パパの股間に顔が押しつぶされる。

瞬間、喉の奥を亀頭が圧迫して呼吸が酷く苦しくなった。

咳が出る。でもパパはやめてくれない。
そんなことはお構いなしなのだ。

勢い良く引き抜かれたかと思うとまた亀頭が喉を突いた。

胃液が逆流しそうになるのを、必死にこらえる。

「はぁ、ぁ、あ、あっ …」

口の中にパパが射精をした。


勢い良く出てくるそれは、飲み込んでも喉に絡み付いて、なかなか取れない。


そして、酷く苦かった。


「歌鳴、…歯を立てるなと言ったろ!!」


パパの脚が目の前に飛んで来た。
目をつぶった。


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