エデン[詩]
消えた命
すっと入り混んでくる

今も変わらず

どうしてだろう

君だけは

何があっても

僕の中に

受け入れてしまう

2人でいたのは

もうずっと前なのにね


はしゃぐ仲間の中

そこだけは穏やかで

優しく笑う君を

いつの間にか

目で追っていた

お互い

真逆に生きてきたけど

気付いたら

同じ道を歩き始めてた

一緒に歩いた道は

切なくて

恋しくて

あったかかったよ

穏やかな道を

寄り添いながら歩いた

僕は

すごく弱くて

頼りなかったけど

いつも君は

優しく笑って

包んでくれた

反発してきた僕なのに

君だけは受け入れられた

なぜだか

心に君がいれば

僕も優しくなれたんだ


君が泣いた
あの日

2人が

別々の道へ進むことになった…

涙で前が見えなかったのかもしれないね…


間違えて

別の道を

進み始めた日

僕は

真っ暗な谷へ

深い深い谷へ

落ちてしまった

大声で叫んでも

もう君の姿は見えなくて

谷から光のある場所へ

行くこともできない弱い僕は

君がいなくなった

あの日から

今も動けないでいる

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