大切な人へ.
いつか君がみてたあの指輪
僕はその時なにもわからずいた
あれを記念の物にしようとか
君にプレゼントしようなんて
ガキだった僕には思いつかなかった
どうして今になって思い出すんだ
あの日の君の少し切ない横顔を
とても美しく儚くみえた君のことを
僕は今君が少し先を
歩いてたこと知ったよ
いつか君が言ってたあの言葉
僕にはなんのことかわからずいた
あれが君から僕への
最後のSOSだったなんて
ガキだった僕にはわからなかった
どうして今になって思い出すんだ
あの日の君の少し決心した横顔に
なにか大人なこと感じたことを
離れてから君が僕より先に
いること知ったんだ
もう遅いんだ君は
少し先からずっと先へ
行ってしまった
僕のこの足じゃもう追いつけない
君はいつでも待ってくれたのに
気づけなかった僕ははるかに
君よりも子供だったんだ