元恋人同士
「私、光陰銀行の安部と申しますが…」


相手の言葉に、俺は一気に嬉しさが込み上げてくる。


そして、緊張も増した。


ただでさえ、緊張して声が震えていないか不安に思っていたとこなのに…。
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