私の空・僕の先生
「ン…空…」
「おれ…先生のことが、好きなんだ。彼氏がいてもいいから・・・二番目でもいいから、おれのこと、好きになって…」
空は少し震えていた。空の気持ちが切なくて、胸が締め付けられた。
「ごめんね、空…二番目なんてできないよ。空を一番に想ってくれる人を探さないと・・・」
空の目から、涙が落ちた。
~空~
俺、何やってるんだろう・・・
二番目なんて、ホントはイヤなのに。
…それでも、先生のそばにいられるなら、それでもいいと思った。
…泣くつもりなんてなかったのに、行き場のない気持ちが、空回りする。
~美樹~
空の気持ちに答えられない自分が…もどかしかった。
私は、いつまでも空を抱きしめていた。
いつの間に眠っていたのか、気が付いたら、朝の日差しが、窓から射していた。
空は私にぴったり寄り添って、気持ちよさそうに寝ている。
私は、その寝顔を見つめていた。
「ん?…オレ、寝ちゃってた?」
「うん。気持ちよさそうに…」
私は、可笑しくて笑ってしまった。
空も私を見て、微笑む。
「先生、小っちゃくて、温かくて、気持ちいい!」
そう言って、私に抱きつく。私は、顔を真っ赤にしながら、空の頭を叩いた。
「もう、何やってるの!あたしと空は・・友達でしょ。早く起きて、顔洗ってきなさい。朝ごはん、用意するから。食べたら、帰るのよ」
「はーい」
空は、笑いながら、洗面所に行った。
空を送り出して、私は一人、ソファーに座って、ため息をついた。
♪~♪~
メールが入った。
『先生…また、遊びに行ってもいい?』
空の気持ちを知ってしまった。
・・・もう、ここには呼べないよね?
返事に困っていると、また、メールが来た。
『・・・友達として・・・』
胸が締め付けられる。・・・結局、返信できないままだった。
「おれ…先生のことが、好きなんだ。彼氏がいてもいいから・・・二番目でもいいから、おれのこと、好きになって…」
空は少し震えていた。空の気持ちが切なくて、胸が締め付けられた。
「ごめんね、空…二番目なんてできないよ。空を一番に想ってくれる人を探さないと・・・」
空の目から、涙が落ちた。
~空~
俺、何やってるんだろう・・・
二番目なんて、ホントはイヤなのに。
…それでも、先生のそばにいられるなら、それでもいいと思った。
…泣くつもりなんてなかったのに、行き場のない気持ちが、空回りする。
~美樹~
空の気持ちに答えられない自分が…もどかしかった。
私は、いつまでも空を抱きしめていた。
いつの間に眠っていたのか、気が付いたら、朝の日差しが、窓から射していた。
空は私にぴったり寄り添って、気持ちよさそうに寝ている。
私は、その寝顔を見つめていた。
「ん?…オレ、寝ちゃってた?」
「うん。気持ちよさそうに…」
私は、可笑しくて笑ってしまった。
空も私を見て、微笑む。
「先生、小っちゃくて、温かくて、気持ちいい!」
そう言って、私に抱きつく。私は、顔を真っ赤にしながら、空の頭を叩いた。
「もう、何やってるの!あたしと空は・・友達でしょ。早く起きて、顔洗ってきなさい。朝ごはん、用意するから。食べたら、帰るのよ」
「はーい」
空は、笑いながら、洗面所に行った。
空を送り出して、私は一人、ソファーに座って、ため息をついた。
♪~♪~
メールが入った。
『先生…また、遊びに行ってもいい?』
空の気持ちを知ってしまった。
・・・もう、ここには呼べないよね?
返事に困っていると、また、メールが来た。
『・・・友達として・・・』
胸が締め付けられる。・・・結局、返信できないままだった。