God knows…*
IQ200の天才
「やっぱり…か」
俺、草薙健吾は警視庁に昴と共に戻った。
もちろん、昴に知能テストを受けさせるために。
「ね、おじさんその紙な~に?」
「え?あ、いや…捜査の書類だよ」
「ふーん?」
テストが終わり、結果が書かれた紙を見た俺は、絶句した。
『IQ200』
様々なデータが書いてある一番下にそれは書いてあった。
200…??
予想以上だ。
「草薙さん…」
横にいた小山も驚きの表情を隠せないでいる。
「とんでもねぇぜ、こりゃ」
こんなに無邪気な子供がな…
人間見た目で判断しちゃいけねぇって事か。