God knows…*
「有岡 守。28歳、職業はー…何だこれ?」
有岡邸に向かう車の中。
調査書類を読み上げていた小山の声が止まる。
「どうした? 言ってみろ」
「草薙さん…これ…」
そう言って、俺に捜査書類を見せてくる。
全く…何なんだ。
漢字でも読めないのか?
「職業…職業…。なんでも屋!?」
職業が書いてある欄を見て俺も絶句する。
「本当にあるんですね、こんな職業…」
「だな…」
「どうしたの??」
昴の不安そうな声。
「いや…なんでもないよ」
お前はこれからどんなふうに成長していくんだろうな…
プロローグ
End…