大切な人
-処置室-
「やだ…注射嫌い!」
廉「そうなのかぁ。でも苦しいのは、結菜だよ。よくなるから頑張ろ。」
「…イヤ」(泣)
廉「看護婦さんお願いします」
「なんでよー」(泣)
結菜が暴れだした!!
廉は必死に押さえる。
看護婦「ちょっとチクっとするよ」
消毒して、針が刺さる
「痛ーい!やめて!!!もう嫌…」(泣)
「え、えーん」(泣)
廉「終わったって。もう泣くな。」
「…だって痛いもん」
廉「可愛いんだから」
頭を撫でてくれた
結菜は幼いころの治療のトラウマで注射はもちろん嫌い、アルコールの匂いだけで動悸が起きてしまう。