大切な人



学校に行くと、由香が待っていた。


授業をサボり、廉とあっていた4階のコンピューター室の陰に。


…ここに座っていた廉はもういない。


出会ってからの思い出が蘇り、涙が出てきた。


由香は抱き締めてくれた。
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