真夏の雪
雪斗「今朝の事だけど…。


鈴「?

雪斗「一曲…
聞いてくか?


鈴「はいっ。
お願いします。


背負ったギターを下ろし、ケースからギターを取り出すと…
俺はしっとりした曲を選んで弾いた。



夕暮れの中…
歌った歌は二人の空間を埋め…
赤く染まった大空に解き放たれた。

この事は…俺の中で鮮烈に記憶している。


続く…
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