真夏の雪
鈴は黙ったまま俺の曲を聞いている。
俺も黙ったままひいている。


こんなにも人を信頼したのは初めてだった。

こんなにも一つの場所に留まったことも…

鈴「ユキ…。

雪斗「おう。


鈴「明日もいる?


雪斗「絵ができるまではな。


鈴「…よかった。


そして、こんなにも人と離れることが寂しいと知ったことも。



続く…
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