泣き虫forest
鍵をかけた真実



夏風が窓を叩く。





キラキラ眩しい夏の日。





窓辺から鳥の声が聞こえる。





私は、読みかけの本を置き




「どこから来たんだい?」




と声をかける。






目隠ししたままの午後3時。






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