卒業
「んーん。別に気にしないで。とにかく!深谷かどうか分かんないだから騒がないでよ!分かった?」

「ほーい☆」

ほーい?いい子だけどちょっとお喋りな由美だけにちょっと不安。なんてったってお相手は深谷。間違ったことで目なんてつけられたくはなかった。

それに・・・
それに、私には好きな人がいた。一人は憧れのお兄さん。もう一人はクラスの男子。一著前に2人も好きな人がいたわけだけど、もちろん本命は憧れだけじゃないクラスの男子の方だった。
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