【短】ホワイトデーはチョコより甘く
そして放課後。
私は時間を確認して、生徒会室へ向かった。
時間の確認…
そう、奈々ちゃんが私の作戦にはまるように…
私は意を決して生徒会室のドアを開けた。
―ガチャッ
「咲…、どうした?」
私が大好きな声で、みぃ君が聞いてきた。
「あのね、お話があるの。いい?」
みぃ君は少し考えてから
「あぁ、いいよ。何?」
と、言った。
そして、いよいよ、告白の時―…
「私、みぃ君のことが好き!!」